仕事
今仕事で扱っている図録は、去年の特別展のもの。 某教授の研究の集大成ともいえる展示だった。 そしてその展示が凝縮されている図録・・・いや、これはある意味、事典だ。 テーマは『織り』 私達がこの言葉を耳にしたとき、 思い出すのは、鶴の恩返しなどで…
今やっている特展の図録が大幅に遅れていることは以前書いた。 忌々しき問題なのだが・・・担当教官は焦っておらず、 何故だか一人悦状態で、のんびりと作業を進めているらしい。 正直、歯がゆいぞ、こっちは! おいおい、そのままでは退官記念出版物になっ…
以前、私は図書館の仕事をしていた。 目録をとるカタロガーという仕事。 基本、本のデータを作るのが仕事で、単純作業とも言える。 ただ、使われている言語だとか、形態が特殊であったりすると、 やはりそれなりに経験だとか、知識を要することがある。 私は…
職場で今日から、とある企画展が始まった。テーマは主として”文化財の修復、保護”東日本大震災後、被災地での活動の報告と、修復された民俗資料や、復活した東北のお祭りのお面などが展示されている。津波で御堂ごと流されてしまった観音像3体も修復されて展…
お仕事、といっても私は画像を撮って送っただけで、 他に何も手掛けていませんが、一応…協力者として名前を出して頂いたので。 安い!新鮮!知っておきたい直売所1431作者: ジオカタログ出版社/メーカー: キョーハンブックス発売日: 2010/07/09メディア: 単行…
こちらへの引越しが完了したら、 すんなりと日記の更新が出来ると高をくくっておりましたが、 何のことはない…仕事の方が多忙を極め、 しかも睡眠時間が削られてしまったので、読書も捗らず、 こちらで書くことの出来るネタが無く、結局1週間以上も空いてし…
新しく立ち上げるDBの作業は、 まぁ一応、順調に進んでいます。 しかし、いつどんな注文を担当教官から突きつけられるか、 それが全く予想がつかないときてる… しかも、自分が注文していた事をすっかり忘れてしまし、 作業が滞ったり、無駄な時間を費やして…
元々活字ならば何でも好きなのですが、 やはり仕事と趣味くらいは分けておく、 その位の気持ちはあるつもりです… がっ! 時々忘れて読みふけってる事もあるのも事実だなぁ…。 そんな瞬間が本日も訪れました。 『聖なる幻獣』(立川武蔵著、集英社新書) も〜…
今の部署に配属になってもうすぐ1年になろうとしています。 新しい仕事をするにあたり、 今まで活用していなかったパソコンのソフトの事を勉強したり、 あまり足を運ぶ機会のなかった同建物内を徘徊したり、 今までと全く違った資料形態の知識を増やしていっ…
先日ここでも書きましたDBのことで、 現在バタバタしておりまして、 なかなかここでじっくりと本のお話が出来なくなっています。 大好きな話が出来ないのは残念だし、 ちょっとストレスも溜まり始めている感もあるので、 なるべく、この週末3連休には、じっ…
今や図書館内の仕事は分業化の時代、 って、今に始まったことではなく、 雇用の問題や、予算云々の問題から、 細かく分業化され、そして各々に業者が入り、 一つの図書館に数社の業者が出入りする、 なんて事は、至極当たり前になってきました。 各業務ごと…
先日、元の職場のバイトさんと、帰りが一緒になりました。 当時から割とよく話す間柄だったので、 彼女も日頃溜め込んでいる鬱憤を晴らしてくることがよくあります。 その時も、どうやら職場の誰かさんに対する不満があったようで、 ボチボチっと話し始めた…
趣味のカテゴリに入れてますけど、 今回の内容は仕事に関することです。 はい、あくまで仕事のお話ですので、念のため。 現在、仕事で河出書房新社版の、 『100問100答世界の民族/生活百科』というのを扱っています。 いつもの如く、こういう書籍の内容から…
午前中、以前ここで仕事をされていた先生がいらっしゃいました。 先生の過去の研究、収集した資料に関して、 同僚がお訊ねしたい事があったらしく・・・ で、色々と訊ねている内に、 先生も面倒くさくなったのか小言を言い始めて・・・。 データに反映させる…
カタロガーをやっていた時代、 私は洋書を専門としていたわけですけど、 本当に、この地球上に、色んな言語がある事を知りました。 自分が主として担当していたのは、ローマン・アルファベットの言語、 英語やフランス語など、欧米あたりで使用されている言…
私が仕事で扱った書籍で、お気に入りのモノを1冊。 河出書房新社から出された、 『図説大正昭和くらしの博物誌』 ふくろうの本シリーズの1冊です。 日銀総裁や大蔵大臣を歴任した渋沢敬三氏、 彼が自宅の裏庭にあった物置小屋の屋根裏を使って、 世界や日本…
去年の3月まで所属していた部署では、 本当に沢山の言語に触れる機会がありました。 単に印刷物といっても、形も多種多様。 お国柄が感じられるものがたくさんありました。 一目で何語か分かる、もしくはその言語に精通している人がいる、 そういう場合は難…
久しぶりに古巣の作業の話になりました。 以前は書籍のデータ(書誌)を作っていたわけですが、 その作者名(著者名)について質問がありました。 人の名前というのは固有名詞であって、 読み方がイレギュラーなケースがよくあります。 普通の音・訓読みから…
仕事柄、図録という資料をよく拝見します。 美術館や博物館の展示物に関する書物ですが、 みなさんの中でも、お手元に図録をもってらっしゃる方、 案外多いんじゃないかと思います。 決してお安いものではありません。 でも、中に掲載されている資料や、 そ…
仕事には色々とマニュアルがある。 それを読みこなして、理解して、実践! 何度も何度もそのマニュアルを読んでいく内に、 それはその仕事をするものにとって聖書(バイブル)となる。 カタロガーにとってのバイブルはNCR、もしくはAACRだろう。 (因みに私…
裏方作業で最近なかなかお目にかかれないんじゃないか? そう思う作業がある・・・分類作業。 国内ではNDC(日本十進分類法)がメインだろうが、 DDC(デューイ十進法)を使う所もないわけではない。 昔ならば、司書が1冊1冊の内容を把握して、 それに…
図書館を利用する立場から、 今の図書館の実情、どのように感じていらっしゃいますか? こんな点が改善されたら良い、 こんなサービスがとても嬉しい、 図書館司書のこういう点がもっと改善されるべきだ・・・などなど。 内側外側、両方からの意見などあれば…
分類作業をする機会が案外少ない。 だからといって全く無いわけではない。 さぁ、手元に十進分類法を手渡されたら、 どうやって作業を進めたらいいだろう? 『ぶっつけ本番』 以前も書いたが、やっぱりこうなってしまうし、 これが一番近道とも言えるかもし…
図書館業界というのは、入ってみると分かるが、 猛烈に狭い世界である・・・本当に狭い、狭すぎる。 違う職場であっても同じ図書館に関わる仕事に就く、 同じ種類の図書館に再就職する、 その傾向がかなり高いのだと思う。 同じ地域でだったりすると、 名前を出…
近頃の図書館の業務は殆どが外注(業者)が仕切っている。 かく言う私も、その中の一部の人間に過ぎないのだが、 そうやって各業務が分業化されてしまっている。 これは予算や人員削減の問題や、 業務の入札制度が原因ではないだろうか。 確かに、税金等でな…
こちら、ちょっと縁あって宣伝です。 地域は東京に限定されていますが、 様々な図書館についての情報満載です。 もし良かったら書店にて手にとってみてください。 最近の図書館は本当に進化してきています。 単なる学習室として使うには余りにも勿体無い! …
自分自身、過去に書店で仕事をしていた。 地方の某書店で、当時は中規模であったが、 現在はかなり大きくなり、その街では名を馳せるようになった。 勿論、経営者側としては、より多くのお客様の獲得に躍起だったが、 丁寧な接客態度を徹底しており、 その点…
図書館の仕事=公務員、のイメージは強いと思う。 しかし内情はかなり違って、殆どが派遣社員という実態・・・ 勿論公務員というケースもあるが、 その場合は殆ど管理職のみで、後は非常勤なのが殆ど。 一昔前ならば、司書の資格を持たずとも、 図書館の仕事…
図書館の仕事でやはり目につきやすいのは、 カウンターに入って、利用者の問い合わせに答えたり、 貸出・返却作業をしたり…そういう部分でしょうか。 でも、その捜し求めている本、 手に取る本、借りたり返したりする本、 その本がどういう経緯を経て棚に並…
司書の資格は大学やスクーリング、 通信教育なんかで取得が可能です。 年間にかなりの数の司書が誕生しているはずです。 気軽に取れるといれば取れる資格ですが、 この資格を活かしていくのは結構大変…。 席がないんです、はっきり言って。 しかも最近は人員…