自慢にはなりませんが、 私の読書のスピードはそれほど速くありません。 以前にも書きましたが、自分の読書時間は通勤途中が殆ど。 1時間弱の読書時間で、30ページ前後（文庫）位です。 勿論、これは内容に左右されます。 超難解文学作品なら数ページ、 エッ…

イアン・マキューアンの作品、 既に3作目（現在読んでいる『贖罪』）なんですが、 どうも、かなり、水が合うといいましょうか・・・。 お気に入りの作家の中に、いつも連ねたい、 私にとって、そういう存在になりつつあります。 どうも、私の好みは、作品全…

現在開いている文庫、マキューアンの『贖罪』、 まもなく読了します。恐らく今夜あたり。 終盤に差し掛かって、読むペースがぐんぐん上がって、 集中しているのはいいけれど、おかげで目はショボショボです。 読んでいる本が終わりにさしかかってくると、 『…

予告通り、昨日『贖罪』を読了致しました。 感想はというと・・・ いやぁ〜、これは良かった。 こんなありきたりな言葉しかでなくてすいません・・・。 作家志望の13歳の少女の小さな誤解が、 1人の有望なる青年の未来と、彼を愛する女との関係を壊してしま…

私が英米文学に興味を持ち始めたのは、 高校卒業後、短大で英語を勉強した頃からでした。 取っていた英文学・米文学のクラスでちょっとその分野を齧ったことから・・・。 それまでは日本文学ばっかりでした。 興味がないわけではなかったですが、 どうも文化…

先日の日記に書きました、 新しく注文したマキューアンの作品3点、到着しました。 古本なので多少のキズ・擦れなどは仕方ありませんが、 思った以上の良い状態の本でした。 タイトルは、 『夢みるピーターの七つの冒険』（中公文庫） 『土曜日』（新潮クレス…

先日の日記に書きましたが、 我が家の書棚に10年以上眠っていた文庫… 『怒りの葡萄』のページが破れていた件ですが、 携帯中にこれ以上の破損はしてほしくないと思って、 メンディング・テープで補修したのは… 全く以て、司書らしからぬ判断でした。 滅茶苦…

彼自身について、好き嫌い、おそらくはっきりすることでしょう。 彼自身が起こした行動や、作品中に綴った彼の意見（思想）から、 好き嫌いどころか、毛嫌いするひと、嫌悪感を感じている人もいるでしょう。 三島由紀夫 彼の作品、みなさんはどう感じてらっ…

去年の3月まで所属していた部署では、 本当に沢山の言語に触れる機会がありました。 単に印刷物といっても、形も多種多様。 お国柄が感じられるものがたくさんありました。 一目で何語か分かる、もしくはその言語に精通している人がいる、 そういう場合は難…

現在、勤めている先が出している月刊誌を扱っています。 その雑誌の内容から、様々な情報を拾い上げるのが、 今現在、自分がやっている仕事です。 何せ出版開始から30年以上・・・ 一冊のページ数が少ないとは言え、かなりな冊数で、 情報も相当な量に達して…

和書と洋書の発売の仕方、 特にハードカバーとペーパーバック（和書で言うと文庫や新書）、 この2つの装丁の書籍の出版の仕方が微妙に違います。 洋書の場合、簡単に言うと、 豪華版と廉価版として出版している事が多く、 そういう意味で、ほぼ同時、もしく…

昼食を食べたら、子供がすぐに『遊びに行きたい』と言いました。 暖かい格好をして、つい先程、外へ飛び出していきました。 いきなり部屋が静かになって、自分だけの時間・・・。 自宅で、自分ひとりになる時間って、 1週間に2時間あれば、本当にラッキーだ…

読み物を読むのは勿論楽しいです。 お話、情報などなど、興味の対象ですから。 それに加えて、各社が出している出版目録。 これもかなり見ていて楽しいものです。 その中でも私が好きなのは、文庫目録です。 各社が毎年出す文庫解説目録、 各社がイベントを…