活字好きの本のお話

図書館や大好きな本の話、読んだ本の感想など、駄文で綴ってまいります。

2010-01-01から1年間の記事一覧

一体どうなるだぁ〜?

『怒りの葡萄』、本当に佳境も佳境になってまいりました。 オクラホマを出発した時は13人だった家族が、 段々とバラバラになって現在は7人… しかも季節は冬へと移行して、 仕事もなくなりつつあります…。 夢を抱いてやってきたカリフォルニアの地で、 彼らは…

もうちょっとで

はい、やっとこさっとこ、『怒りの葡萄』を読了いたしました。 読了後、すぐさま感想を書いてやるぞ〜〜〜〜! と、自分自身かなり意気込んで、 クライマックスの部分を読んでみたんですが… 『はぇ?』 と、しばし呆然… かなり唸りながら、迎えた結末を必死…

新しい本を開いています

消化不良を起こしそうだった『怒りの葡萄』を読了後、 現在開いているのは、 『本当の戦争の話をしよう』(文春文庫刊)、 ティム・オブライエン著、村上春樹訳という1冊。 アメリカが汚名だけを残したベトナム戦争とは、 一体どんな風であったのか… その現…

書店探訪

本日はのんびり帰れる月曜日。 途中下車して、某大型書店へ行って来ました。 大阪北部では、割と名の知れた書店、 私の周囲でも、結構評判は良い方です。 私も、時間があれば立ち寄るところです。 品揃えの良さは定評どおりですが… 私の好みではないんです、…

『怒りの葡萄』下巻

『怒りの葡萄』の下巻を、昨日から開いているのですが、 読み進めば進むほど、余りの理不尽さ、腹立たしさで、 なんか、手元が震えてしまっています…。 あの時代だから仕方ないのかもしれないけれど、 もう少しだけ、彼等に知識と言うものがあれば、 もっと…

指輪物語

最近、CSの映画チャンネルで、 映画『ロード・オヴ・ザ・リング』全3作をよく放映しています。 全作分のDVDを所有しているのですが、 大好きな作品なので、ついつい見はまってしまいます。 買った当初はまだ小さかった我が子達も、 成長するとともに、ストー…

病める時代

とある友人の話を切っ掛けにして、 ”モラル・ハラスメント”という言葉を知ったのが数年前。 生半可な気持ちや知識で、 その友人の相談に乗りたくないと思い、 書店をうろつき回って手にしたのが、 紀伊國屋書店刊の 『モラル・ハラスメント/人を傷つけずには…

25年のお付き合い

我が家にある沢山の辞書達の中でも、 かなりの古株として君臨しているのが、 旺文社の『Comprehensive English-Japanese dictionary』 高校入学時に学校からある程度指定された辞書がありました。 大体は・・・研究社の英和辞典を薦められるのですけど、 天…

いちごえほん

私の母は、毎月、子供である姉と私に、 伝記物のシリーズや、詩集などを買ってくれていました。 中でも私が大好きだったのは、『月刊いちごえほん』 キャラクターグッズ、今ではハロー・キティで有名な、 あのサンリオが出版していた月刊誌でした。 姉妹版と…

「だめになる」…か。

先日、元の職場のバイトさんと、帰りが一緒になりました。 当時から割とよく話す間柄だったので、 彼女も日頃溜め込んでいる鬱憤を晴らしてくることがよくあります。 その時も、どうやら職場の誰かさんに対する不満があったようで、 ボチボチっと話し始めた…

読むのが辛い○○○

さて、今日の御題は『読むのが辛い○○○』です。 何が辛いかと申しますと、それは教科書。 実は通信教育なんてものをやっていまして、 これが遅々として進まないのですが、でもなんとか。 その教科書を読むのが、大変辛い… なぜかといいますと… 誤植が多い。 …

別の視点から

読まなきゃならない本、読みたい本も沢山あるんですが、 本日、職場の人が貸してくださった本、 『大震災名言録/「忘れたころ」のための知恵』(光文社刊) これを週末にでも読もうかと思っています。 阪神大震災が起きて、壊滅的なダメージを受けた神戸。 …

危なかった…

通勤時間に読書しているのですが、 時々、ついつい眠くなって舟を漕いでしまう事があります。 でも、不思議ですよね、 きちんと降りる駅近くになると、目が覚めます。 が… こんな私でも、乗り過ごすことがあります。 はい…読書に熱中してて、やっちゃうんで…

テーマは良かった…けど

時々、書棚の整理をします。 溜まった埃をとって、配列を綺麗に整えています。 背のタイトルを見て、話の内容を思い出しつつ…。 感想は良かったり悪かったり。 私が感じたものだから、世間一般的な評価とは異なるものもあります。 さて…そんな1タイトルをば…

シャーロック・ホームズ

まもなく公開される映画に 『シャーロック・ホームズ』があります。 主演はロバート・ダウニー・Jr.、ワトソン役にジュード・ロウで、 イケメン2人を採用した、こりゃまた何とも華やかな作品。 私の中のイメージと違うな… TVシリーズの影響が強いせいもある…

お菓子の本

例によって例の如く、今日は月曜日なので、 書店に寄って、のんびり本を探してきました。 今日は、乗換駅近くにある書店… 以前、スタインベックが無くて泣かされたところですが、 雑誌やムック版となると、かなり種類が豊富で、 ちょっとした時間に立ち寄っ…

やっと到着

昨日注文していた本が、 やっと到着… 待っておりました、はいはいはい! 梱包はまずまず、綺麗になされていました。 早速あけてみましたところ… ぐわぁ〜ん… 『怒りの葡萄』の下巻、 背が擦れて、印刷が少し削れている… あの、私、結構、擦れとか皺とか手垢…

これも仕事

趣味のカテゴリに入れてますけど、 今回の内容は仕事に関することです。 はい、あくまで仕事のお話ですので、念のため。 現在、仕事で河出書房新社版の、 『100問100答世界の民族/生活百科』というのを扱っています。 いつもの如く、こういう書籍の内容から…

大阪国際児童文学館

大阪に子供を連れて引っ越してきた時、 どんな子供向けの場所があるんだろうか、と、 色々と調べたものです。 親になって初めて知る施設の多さに驚いたのを覚えています。 そんな沢山の施設の中に、 『大阪国際児童文学館』というのがありました。 一目瞭然…

『怒りの葡萄』上巻、まもなく…

現在開いている『怒りの葡萄』上巻(新潮文庫)、 やっとこさっとこ読了…寸前です^^もう、文庫の状態が散々なので、 1ページ1ページ、開くのにドキドキしています。 輪染みも気になるし、 ページの角の折れも気になるし… あ〜、いっそのこと、新しいのを買…

アメリカの強欲さ

『怒りの葡萄』上巻、やっと読了しました。 お話の前半を読んでの感想… 確かに、開拓する事、自分で自分の道や土地を切り開いてゆく精神、 アメリカは、その野心に満ちた人々を受け入れた国でしたが、 それが一転すれば単なる欲深い罪人達の溜まり場… 各々が…

やっと注文

『怒りの葡萄』の下巻、やっと注文いたしました。 他にも神話関連のものを3点。 北欧神話、カレワラ、ケルト神話・・・ 初心者でもわかりやすいものを、と思って、 岩波少年少女文庫、なんてものも買ってみました。 一応、基礎となるものを作ってから、 次第…

古き良きアメリカ

今、読み進んでいる『怒りの葡萄』をはじめとして、 開拓時代や入植時代の、アメリカが必死に成長していたころ、 その頃を舞台とした作品というのは、 実にいい味があって、読んでいて心にジワ〜と来るものがあります。 決して裕福ではない、でもその代りと…

違う書店

いつも注文するネット書店と違うところで、 今回、本を4冊注文したんですが… 一昨日発送のメールが届いて、 未だに到着していないのが気になる…。 いつもなら漫画みたいに直ぐに来るのに。 すこしせっかちになってますね。 早いのが当たり前だと思っています…

嬉しいな

毎年、1月になると、職場での親睦会が催されます。 しかし、私は家庭の都合から、なかなか参加できません。 都合が合ったのは、過去1度だけ。 幹事であった年ですら、企画云々までやって、 結局当日は参加できず、なんてこともあったくらいです。 参加できな…

HTML

ずっと以前、そう、かれこれ10年近く前、 パソコンと言う高価な玩具が我が家に来て、 少しずつ使いこなせるようになって、 ネットサーフィンする、チャットで遊ぶなどなどしていました。 そこで知り合った人達と、ネットに関する情報、趣味の話、 地域情報な…

目録とりだな…やっぱり

午前中、以前ここで仕事をされていた先生がいらっしゃいました。 先生の過去の研究、収集した資料に関して、 同僚がお訊ねしたい事があったらしく・・・ で、色々と訊ねている内に、 先生も面倒くさくなったのか小言を言い始めて・・・。 データに反映させる…

文字は違っても

カタロガーをやっていた時代、 私は洋書を専門としていたわけですけど、 本当に、この地球上に、色んな言語がある事を知りました。 自分が主として担当していたのは、ローマン・アルファベットの言語、 英語やフランス語など、欧米あたりで使用されている言…

北欧神話

世の中色々と神話がありますが、 私がちょっと興味をもっているのが北欧神話。 一般的に良く知られるギリシャ神話とは異なり、 独自の世界観を持っています。 接点が少ないように思われがちですが、 RPGゲームのキャラクターとしてよく登場するオーディン、 …

大正・昭和の暮らし

私が仕事で扱った書籍で、お気に入りのモノを1冊。 河出書房新社から出された、 『図説大正昭和くらしの博物誌』 ふくろうの本シリーズの1冊です。 日銀総裁や大蔵大臣を歴任した渋沢敬三氏、 彼が自宅の裏庭にあった物置小屋の屋根裏を使って、 世界や日本…