活字好きの本のお話

図書館や大好きな本の話、読んだ本の感想など、駄文で綴ってまいります。

書店探訪


本日はのんびり帰れる月曜日。
途中下車して、某大型書店へ行って来ました。
大阪北部では、割と名の知れた書店、
私の周囲でも、結構評判は良い方です。


私も、時間があれば立ち寄るところです。
品揃えの良さは定評どおりですが…
私の好みではないんです、生憎。


明るすぎなんですね…店内が。


壁に沿って、間接照明のようなライトがあるんですが、
それは全く意味をなさないほど、店内の照明が明るい。
床も白いので、ちょっと眩しいくらいです。
書棚と書棚の間隔も十分あるので、
これほど照明をきつくしなくても、いい気がします。


と、以前から思っていたので、足が遠のくのです。


若干暗いというか落ち着いた空間が欲しい。
その中でじっくりと本選びをしたいわけです…。


品揃えは文学好きには堪らないと思います。
特に”文芸文庫”と称する各社の高価格文庫類の品揃えは、
かなりの量で、この点ではかなりお薦め・・・
だからこそ、この行き過ぎた明るさがとても残念です。
座り読みできるシートが壁際にあるのですが、
椅子が固そう… 見た感じ、心地よさは感じませんでした。


それから、この書店がある地域ではダントツの大きさなのに、
辞書の取り扱い内容が、ちょっと貧相だったのを覚えています。
自分が子供に買ってやりたいと思った国語辞典がなく、
結局、もっと大きな書店へ行った事があります。
これだけの大きさの書店なのに、売れ筋のみを扱ってるのが、
なんとも残念… 売り場スペースの無駄遣いのような気がしました。


と、結構辛口な事を言いつつも、
日頃見つけられない文庫を発見できたのは、私にとって嬉しい事。
本日購入したのは、いずれも筑摩書房のもので、
三島由紀夫の『恋の都』、『文豪怪談傑作選・三島由紀夫集/雛の宿』
そして、アンドレ・ジッドの『背徳の人』、以上3冊を購入しました。
三島由紀夫の作品読破を目指している私…
まだまだ楽しめる作品は沢山あるようです。


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三島由紀夫集 雛の宿―文豪怪談傑作選 (ちくま文庫)

三島由紀夫集 雛の宿―文豪怪談傑作選 (ちくま文庫)


(2010年2月22日記載)