活字好きの本のお話

図書館や大好きな本の話、読んだ本の感想など、駄文で綴ってまいります。

シャーロック・ホームズ


まもなく公開される映画に
シャーロック・ホームズがあります。
主演はロバート・ダウニー・Jr.、ワトソン役にジュード・ロウで、
イケメン2人を採用した、こりゃまた何とも華やかな作品。


私の中のイメージと違うな…


TVシリーズの影響が強いせいもあると思うのですが、
どうも…お二方、綺麗すぎです。
勿論、映画に華はあった方がいいと思うのですが、
あのイギリスの暗く混沌とした時代を表わすのに、
ちょっとそぐわないと感じがしてなりません。


大体、ワトソン君… 原作を読んでも、
あの美形の顔にたどり着きません…。
まぁ、今までと全く違う、ワトソン君のイメージを作る!
という意思のもとでの配役ならばいいのかも。


で、シャーロック・ホームズ…
もっと神経質で、もっと線が細くて、
もっともっと病的な感じがあっていい。
といって、ロバート・ダウニー・Jr.を病的にするのは、
折角ドラッグ中毒から立ち直って、
新しい道を歩き始めた彼にとっては酷かもしれません。
ただ…ですね、
アヘン窟に通って、現実逃避するホームズのキャラを知っていたら、
この配役… 妙にハマリ役のような気もしないでもないです。
ちょっと皮肉めいた感じがするのは、私だけでしょうか?


今回のお話は、映画オリジナルということらしいです。
シャーロキアンからすれば、パロディになっちゃうかな?)
原作からインスパイアされたようですが、
どんな推理を披露してくれるのか、じっくりと拝見してみたいですね。


(2010年3月7日記載)