活字好きの本のお話

図書館や大好きな本の話、読んだ本の感想など、駄文で綴ってまいります。

新書

昨日、帰宅途中にある書店で、

ほんの10分程度だが、本を探してみた。

そこでは文庫はそれほど期待できないので、

日頃それほど足を踏み入れない新書コーナーへ行ってみた。

 

私が書店でバイトしていたころは、

学術的な新書といえば岩波、中公が2大巨頭だったが、

最近は各社シリーズ立てして出版している。

書店によって取扱いが異なるのは分かるが、

昨日立ち寄ったところでは、逆に実用書・ミステリー関連の新書が見当たらず、

これは新書の流れが変わったのを実感した。

 

昔は、ミステリーはまずは新書、というイメージが、私の中にはあった。

カバーに光沢があって、手にもつと吸着してくる感じがあった。

お金があったら新書でミステリー、そんな感覚もあったかも。

兎に角新書は「厚みの割に高い」、だった。

 

今は、難しい事を少しカジュアルに読みたいときは新書、という感覚でいる。

昨日手にとって悩んだのはこちら。

 

 

今回の大統領選が興味深かったので、選挙自体の歴史や背景が知りたくなった。

でも、文庫も入手したばかりだから、これは暫く我慢するとしよう・・・

と、丁寧に書棚にもどしてしまった。

もう一度手に取る頃には、新しい大統領、決まっているんだろうか?