活字好きの本のお話

図書館や大好きな本の話、読んだ本の感想など、駄文で綴ってまいります。

挿絵

今読んでいる文庫、

 

 

挿絵がある。

正直、私は挿絵の無い文庫を好む。

小説だと、まず殆んど挿絵はない。

これがエッセイになると、途端に登場する。

 

エッセイは好きだが、挿絵には好みがある。

話の内容に合わせているのは当然だろうが、

何か見ていて落ち着かず、

挿絵がでると、そのページを急いで読んでしまう。

 

絵の表現がエグ過ぎると、ページを開いていられない。

その典型だったのが、『家畜人ヤプー

読書のお師匠さんからのご紹介だったが、

そらぁもう、中の挿絵がエグイ、いやグロテスク。

文章の内容を表現するとこうなっちゃうよねぇ・・・

仕方がないが、これは頭の中での想像にまかせていいんじゃない?

と思いつつだった。

 

とても入手が難しい文庫だった。

古本サイトで見つけるのも難儀したものだ。

今は割と簡単に入手できそうだ。

例えその版が挿絵はなくとも、想像力たくましく読み続ければ、

挿絵がどんな風だったか、感じ取って頂けるのではなかろうか。