次はチャンスを逃すまい
基本、雑誌に関しては単発的に買うのだが、
何年前になるのだろう?
他のブログで紹介してもらった『ku:nel』は、
定期購読するほど気に入ってしまった。
この雑誌の世界観というのか、自然体でいく、みたいな、
そういうテーマや、記事の内容が、自分にはドンピシャだった。
自分にとって台所はある意味”城”である。
毎日そこに立ち、思案し、行動し、何かを作る…
大事なスペースに関するアイデア、収納云々、
日々の仕事を助けてくれる珠玉の逸品たち、
悩みの種であるお弁当のアイデア…
それだけはない。
時には住まいの空間がテーマだったり、
大好きな作家のエッセイが連載されていたり、
しっかりとくつろげそうなファッションだとか…
兎に角、毎号楽しみで堪らなかった。
のに!
一昨年だったか、いきなり路線変更してしまった『ku:nel』
表紙を飾ったのは、私が大の苦手とする女優だった。
何故苦手か?
自分の生き方とはまったく違う、みているだけで疲れるのだ。
そんな彼女が表紙を飾る…
最早、私の好きな、心が安らぐ、楽しみで堪らない雑誌ではなくなった。
年齢は50代に差し掛かろうとしているけど、
別に私、パリジェンヌになりたいなんて思ってない。
大体、私、フランスには全く興味が湧かないのだ。
そんなのテーマにされたって、1ページだって開く気にならない。
毎号届く度に、『今回はもしかすると』と期待するが、
やっぱり毎回、裏切られている。
もう期待するのはやめよう。
更新時期にさしかかり、ちょっと食べ物ネタになったので、
もう少し続けてみようと思ったけど、もう…諦めた。
次はきちんと止める手続きをしよう。