活字好きの本のお話

図書館や大好きな本の話、読んだ本の感想など、駄文で綴ってまいります。

読んでしまった

なんと今日1日で読み終わってしまいました。

 

 

昨日読了した大阪関連の文庫とは違い、

こちらは納得いく点が数多くあった気がします。

大阪・高石に住む叔父が、

大阪に来たばかりの私に言った言葉そのままが載っていて、

思わず噴き出してしまったり、

会社の同僚の不可解な行為の連続が解明されたりと、

今回は少し深く掘り下げられた大阪人の行動のあれこれが、

大変面白く、そして頷かせてくれました。

 

作者自身が東京での仕事が多くなったのでしょうか?

東京の文化・風習の影響を受けている、

そして大阪や関西の文化に対して、

若干、劣等感や「諫める」に近い感情を表しているのが、

昨日読了した作品と違う点でしょうか?

まぁ、大阪が日本一!というわけではないから、

良い所は褒め、悪い所は認めるようになっただけ、なのかもしれませんね。

 

私も大阪に来たての頃は、

ステレオタイプな大阪人、

買物するときは値切る、派手なアニマル柄の服が好き、

いつも面白い事を言っている、などなどのイメージを抱いていました。

そんな大阪に馴染めるのか不安で、そして悩みました。

で、今では、大阪人特有の風習や気質に深く深く悩む事となり、

人間関係にも影響が出そうな、そんな状況でした。

その悩みが1つ、解決した感じがして、ホッとしました。

その点では読んでよかったと思えた1冊です。