活字好きの本のお話

図書館や大好きな本の話、読んだ本の感想など、駄文で綴ってまいります。

やっと読了・・・

やっとこさっとこ読了しました、『考えるヒント』

 

考えるヒント (文春文庫)

考えるヒント (文春文庫)

 

 

いやぁ~・・・難儀しました。

読んでいて分からない訳じゃないのに、集中力が続かず、

何度も読み返してみた時もありました。

でも結局、暫く閉じたままにしてしまいました。

後半の新聞連載のものは、かなり短編で、気楽に読めました。

それで少し弾みが付いた感じがします。

終わりの2編については、ロシア文学に触れられていたせいか、

かなり興味深く読むことが出来たように思います。

 

さっぱり分からぬ、という感じではないのですが、

私にはちょっと手強い1冊・・・そう思うと開く事ができませんでした。

ちょっとお休みを頂いたのは、良かったかも。

その後は、じっくり落ち着いて、噛み締めながら読めた気がします。

 

タイトル通り、色んな物事に対して考えるきっかけをくれる1冊でしょう。

でも私の場合、読書に対してどう取り組むべきか、を再認識させてくれる1冊だったかな・・・。

妙に気張らず、ゆったりと、『本が好きだから』という気持ちを忘れず、

素直に文字と向き合おう・・・ そんな感じでしょうか・・・ね。