読了しました
昨日、夜中ひっそり電気をつけて読了いたしましたよ、『邪悪の家』。
- 作者: アガサ・クリスティー,真崎義博
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/01/07
- メディア: 文庫
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感想? う~ん…
クリスティらしくない気がしました。
確かに、色んな所に伏線は敷かれているものの、
な~んかどこかに偶然性が感じられて、最後、唸ってしまいました。
ポアロ自身も偶然は必要ない、みたいなことを語っているのに、
なぜそう感じさせた内容だったのだろう?
今回の主人公となる女性ニックが、最初のころに言う言葉、
自分にとってはとても嫌な感覚、ある意味耳障りに思えた一言が、
まさか鍵になるとは思いませんでした。それは意外性、えぇ、そうでしょう。
ただね、結末から考えると、なんかその一言が、
な~んとなくワザとらしい気がしてならない。
ここかな…ここがずっと気に食わないところなのかもしれません。
ミステリーですから、これ以上は言えませんけど、
読んでみたらきっと分かります。その一言だけ、とても不自然なので。
満足、と言い難い今回の1冊。
さて次は私の中で起死回生の1冊になるのか!?
こちらです。
- 作者: トマスハリス,Thomas Harris,小倉多加志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2002/09
- メディア: 文庫
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ん? なんか違いすぎ?