活字好きの本のお話

図書館や大好きな本の話、読んだ本の感想など、駄文で綴ってまいります。

脱力…


現在読み進んでいる『怒りの葡萄』、
実は上巻しか所有していません。
ちょっと間抜けだった様な気がしますが、
昨日も書いたような破損振りが、
下巻にも及んでいることを想像すると、若干複雑な気分。
しかし、購入したのはもう10年以上も前。
もし改訳などされていたりしたら、
これも若干複雑な心境・・・。
それほど内容に変化はないとは思うんですが、
恐らく間違いなく・・・活字の大きさは変わっているんじゃないかな。
(新潮文庫は何年か前に活字を大きくしたと記憶しています)


書店に赴く機会はなかなかないので、
昨日はのんびり出来る月曜日とあって、
電車の乗り換え駅にある某書店へ。
系列としてはかなり大きい書店ですが、
ここ、実店舗は・・・う〜ん、あんまり言わんとこ(苦笑)


海外文学が別置されているので、そちらへ足を運んでみると・・・


ますます虐げられている感じがする。
そもそも、ここの店舗は通勤客の利用が多いため、
雑誌をメインに扱っているのは分かるんだけれど、
文庫、特に海外文学の文庫の扱われ方は、ちょっと悲しい位。
ホントに日陰、しかも、店員の控え室の目の前ときたもんだ。


4-5段の配架棚が2棚分・・・
ここに各社から出版されている海外文学が詰め込んであるんだから、
その悲惨さは想像できるんじゃないでしょうか・・・。


で、私が買いたいスタインベックは・・・


ないっ!!!!(涙)


・・・確かに、店舗の傾向まで分かっていながら、
定番中の定番を求めてきた私が悪かったです。
売れ筋じゃぁ・・・ないですからね。
新潮社の100冊の時だって、そんなに揃っていないお店ですし・・・。


あぁ、悲しい・・・


余りの悲しさに、昨日は何も買わずに帰宅しました。
次に大きな書店に赴く日はいつになることやら・・・
仕方ないので、ネットで買う事にします。


(2010年2月2日記載)