レクター登場!
毎日15分程度の読書なので、本当に先に進まない。
しかも帰りは、パソコン作業のせいで視力がガタ落ちなので、
文庫の小さな活字を読むのは一苦労である。
そんな調子でエッチラオッチラ読んでいたので、
ここにきてやっとレクター博士が登場した。
- 作者: トマスハリス,Thomas Harris,小倉多加志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2002/09
- メディア: 文庫
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映画『羊たちの沈黙』同様、特別誂えの独房の中。
自分を捕まえたウィル・グレアムとの再会である。
『君はどうしてわたしが捕まえられたか、わかってるのか?』
何度も何度もレクター博士はウィルに尋ねるが、ウィルは答えない。
恐らく答えは分かっているのだろう。
ウィルが持つ独特な発想と鋭い洞察力で博士を犯人と感じ取った。
認めたくはないが、認めざるを得ない事実。
別れ際に博士が言った言葉は、ウィルを生涯苦しめるのではないだろうか?
と、ここは原作を読んで欲しいな・・・(笑)
そしてこの作品で扱われる殺人事件の犯人もウィルの存在を知って、
これで何となく繋がってきた・・・
これからの展開は恐らく冷酷で、壮絶なものとなるだろう・・・。
夜に読むのは、ちょっと止めとこうかな。